◆◇◆松智堂南本店◆ 鳥獣戦隊ギガレンジャー
第二章〜中編〜
◆結城 わらゑ◆◇◆

20頁 ネ・コーン「この笛でねずみたちに指示をするんだ」

ギガレッド「なるほど、ねずみたちに合図を送るためか。しかし何故カギがないんだ?」

ネ・コーン「ん? ねずみが動けば、このすばらしいレンジャーロボ“エエコ”は動くぞ。カギがあろうがあるまいが、関係ないだろう。」

ギガレッド「・・・そんなもんか?」

納得したようなしないようなギガレッドです。
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21頁 ギガレッドの笛の合図に合わせて
ねずみたち、ここが出番だと頑張ります。

一匹のぞいて。
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22頁 ギガレッド「メーターが上がりだしたぞ」

ネ・コーン「ねずみたちの力によって得た電力をそのメーターが表してるんだな。」

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23頁 やる気のなかったねずみが
仲間たちの走るスピードについていけず転んだようです。
そのままローラーの上を(ロボ“エエコ”の左足の中)を流れていきます。
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24頁 ちょっとずつレンジャーロボが動きだしたようです。
それをみてギガブラック、ギガグリーンが
「遅いな〜、あれで大丈夫なのか?」
「歩いた方が早いぞ」
などと話してます。

ネ・コーンは順調に動いているロボ“エエコ”にご満悦。
ギガレッドは楽しんでるようです。

ねずみたちは・・・・・・・・・。
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25頁 やる気のなかったねずみがこけてローラーに乗り
流れ流れて前方のねずみの前に!

やる気の妨害です!
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26頁 転がってきたねずみを、はじめにいたねずみが
よけきれず倒れた!
続いて後ろのねずみもこけた!

どーなるレンジャーロボッ“エエコ”!
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27頁 ゆっくりとロボ“エエコ”は回り始めました。

ギガレッド「なんか回り始めたなぁ。ネ・コーンよ、どうなってるんだ?」

ネ・コーン「? 自分でレバーを操作したんじゃないのか?」

ギガブラック「さずがハリボテ」

ギガグリーン「不良品か?」

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28頁 ギガレッド「まっすぐ進ませているだけなんだが?」

ネ・コーン「そんな難しい操縦じゃないにゃ!。しっかりするにゃ」

ギガグリーン「なんかこっちきてね・・・?。」

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29頁 左足の中にいるねずみたち、勢いをまして三匹とも転がりだしたようです。
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30頁 ネ・コーン「一回止まるにゃ!」

ギガレッド「止め方、そういえば聞いてないぞ。」

ネ・コーン「笛をぴー、ぴっ、ぴっって鳴らせば止まるにゃ!」

ギガレッド「ピ---、ピッ、ピッッ!」

ギガグリーン「まだ進んでるようだぞ」

ギガブラック「ハリボテだからコントロールは聞かないんだろ。」

ギガピンク「どうなるのかしら・・・」

黙ってみていたギガピンク、ことの成り行きに興味が出てきたようです。

ギガイエロー「ふぁぁぁ、騒がしくなってきたな。」

いままで寝ていたギガイエローも目を覚しました。
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31頁

30頁
そのまま真っ直ぐ進むかと思いきや、
回転しました。

キガレッド、ネ・コーン思いもしない方向に進みびっくりです。

右足のねずみたちは笛の号令をきき
きちんと止まったためです。

左足のねずみたちは笛の音をきいても
自分の意思では止まれず回り続けています。
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32頁 ロボ“エエコ”をギガレッドが動かしてる(ギガイエローにはそう見えた)のをみて
「知らない間にギガレッドは操縦できるようになったようだね。すごいことだ」
と暢気にいってます。
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33頁 ギガピンクはあまり暢気なギガイエローの発言に
「何それ? 関心ないんじゃなかったの。」
と怒り気味です。

ギガイエロー「何をイラついているんだい? お肌に悪いよ。」
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34頁 ギガイエローとギガピンクが話してるところに
ロボ“エエコ”が乱入です。


ギガイエロー「おっと、なかなかワイルドな運転だね」

ギガレッド「ああ、ゴメンよ。って暴走してるんだ。もっと離れてくれ。」
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35頁 ギガレッドが一人で何とかしようとしているのを 半分あきれながら見ていた皆に
今まで寝ていて全然興味も持っていなかったように見えた ギガイエローから
「暴走とは! 皆で止めようじゃないか」と言い出しました。

その発言に皆びっくり。
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36頁 ギガイエローの発言に
ネ・コーン「そんなたいそうな話じゃないにゃ。ギガレッドが操縦に慣れていないだけにゃ。」

ギガイエロー「そうなのか? すれ違いざまにレッドが“ロボが暴走している”と訴えていたぞ?」

ギガグリーン「ほっといても大丈夫だと思うが・・・。」

ギガブラック「助けてやってもいいかな、本当に助けてほしいのならだけど・・・。
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37頁 そんな皆の心配をよそに
ギガレッドは止まらないロボ“エエコ”の上で
「どうして止まらないのかな?、これを触ってみるかな・・・。」
と余裕の様子。

本当に助けてほしいのはねずみたちですね。
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38頁 皆の心配をよそにギガレッドはロボ“エエコ”のあらゆるところをさわっています。

ネ・コーン「同じところをぐるぐる回ってバタバタさせるなー」

ギガイエロー「何がしたいんだ・・・?」

ギガピンク「・・・」

ギガブラック「はあぁ・・・」

ギガグリーン「遊んでるな」
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39頁 ねずみたちの回転もそろそろ止まりそうです。
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40頁 徐々にゆっくりになり
回転が自然に止まりました。
回り続けていたねずみたちも嬉しくて泣いています。
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第二章 後編へ つづく

あとがき

最後まで読んでくださりありがとうございます!
ブログで描いる一コマ漫画です。

回り続けてたネズミもやっと止まりました。
さぞかし目が廻ったことでしょう。


では後編へお進みください。


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